天候の影響を受けない耐久性能と発電量

積雪に強い垂直設置

斜めに設置する従来型の太陽電池では、パネルへの積雪によって十分な発電量が得られませんでした。垂直設置を採用したTOMORIeシリーズは製品を積雪から防ぎ、積雪による発電不良の問題を解消します。また積雪時には、両面受光型のパネルが周囲の雪から反射する光を取り込むことで、通常の1.6倍の発電が可能となります。

長期利用を可能にする防食性能

ステンレスフレークを含んだ樹脂膜を塗布することで、腐食性物質に強い強靱な塗膜を形成します。この塗装技術によって、紫外線や積雪、沿岸部における塩害など、周辺環境や気候に起因する腐食性要因によって引き起こされる損傷や摩耗から長期に渡って製品を保護します。またステンレスフリーク特有のメタリックな質感が製品を高級感のある風合いに仕上げます。

あらゆる場所に設置可能高い基準をクリアした耐風設計

公共事業に対応する設計基準

街灯路などの照明施設は通常、道路や公共施設内への設置を想定しない場合、建築基準等に従って風速40m/sの風荷重に耐えられるよう設計します。

矢木コーポレーションでは、ひとびとが安心して生活できる社会を目指すため、TOMORIeシリーズを国土交通省が定める「道路照明施設設置基準」に基づいて設計しました。

これは風速60m/sの風荷重に耐えられる高い基準において設計されており、道路・公共施設・公園等、あらゆる環境に設置が可能となります。国が定める基準をクリアしているTOMORIeシリーズは、設置場所を選ばないため、特に公共事業に適しています。

あらゆるデバイスに対応。非常時の通信を確保します。

非常用コンセント

TOMORIeシリーズは災害を想定した非常用コンセントを搭載しています。正弦波インバーターを使用することで、スマートフォン・タブレット・ノートパソコン等の精密機器や、家庭用の家電製品等の利用が可能になります。

スマートフォンは最大８台分の一斉接続が可能で、非常時の通信を確保します。バッテリーは国内製のイオンバッテリーを採用しており、メーカーの10年保証によって交換費用を抑えることができます。

シティチャージ

街路灯型のほか、屋根にパネルを設置した休憩所やソーラー式充電スタンドなど、旅行者用の屋外施設として有効活用できます。インバウンド需要が多く見込まれる空港や観光地などに設置することで、自治体の利便性向上をアピールできます。

全方位から採光。安定した発電を実現。

自由な設置方角

TOMORIeシリーズ最大の特徴である両面彩光パネルの垂直設置が、全方位から良好な光を取り込みます。
これは、パネルが斜めに設置される従来型の太陽電池と大きく異なるTOMORIeの技術的な特徴です。
この特徴的なデザインによって、ほぼどの方角に向けても1日の発電量が安定します。安定した発電を確保することで、灯を絶やすことなく人々の生活を照らします。

自由にカスタマイズ。
景観に配慮した先進的なデザイン。

自由な設置方角

TOMORIeシリーズは特注で様々な機能を追加することができます。ソーラーパネルの発電量を商用電源で補填する「商用電源併用タイプ」、製品の上部に時計を設置する「時計付きタイプ」、パネルの下部、左右にバナーを設置する「バナー付きタイプ」など、設置環境や用途に応じたカスタマイズが可能です。

TOMORIeシリーズは「環境への配慮・景観との親和性・高い耐候性能と防災機能」を兼ね備えた先進的なフェーズフリーデザイン製品です。