法面 防災・減災
鋼製続枠
台風や豪雨による風水害や土砂災害時の土砂を食い止め、人的・物的被害を軽減する役目を果たします。弊社が提供する鋼製続枠は、鋼製部材をボルトで結合した枠構造に、割栗石等を中詰めした堰堤で、可動性・透水性・施工性に優れ、工期の短縮も可能です。また、軽量部材で運搬が容易で、軟弱地盤にも対応するため、急速施工が可能です。このように、多くの利点を持つ鋼製続枠は、災害復旧に大きく貢献します。
かご枠
法面を保護する軟弱地盤対策工事などに用いられ、時間の経過と共に植物が繁茂し、周辺環境に適応するため、環境保護の観点からも広く利用されています。弊社の製品は、溶接金網を使用することで、大型なものから軽量なものまでバリエーションが豊富です。土砂災害防止や道路整備、河川の緑化対策など、現場に応じてご提案いたします。
植生シート・植生マット
植生マットは切土法面の保護に、植生シートは盛土法面の保護を目的に施工されます。法面保護機能を維持し、周辺植物を効率的に侵入・定着させます。弊社では、雑草の発生を抑制する防草シートや、公的認証を取得した信頼性の高い製品の取り扱いもあります。クラック等の隅間から発生・繁茂する雑草を食い止め、除草作業や、コストの軽減に貢献します。
ロックフェンス
落石をせき止めるフェンスです。H鋼を支柱として、ワイヤーロープ、金網を取り付けた非常に簡潔な構造です。使用しているロープ・金網は、伸び性能が高く、エネルギー吸収に非常に優れています。
ロックネット
誘導・待ち受け型の落石対策工法です。落石の誘導を目的とした「覆式落石防護網」、落石時の運動エネルギーを防護網自体が変形することで吸収する「ポケット式落石防護網」などがあります。
ロープネット
浮石を抑え込むロープネットは、雑木、植林に覆われた法面の落石対策に最適です。木を避けて張り巡らせる工法で、自然林の景観を損ねることなく、最小限の伐採で施工することが可能です。
ハイジュールネット
高いエネルギーを持つ落石や崩落土砂を捕捉することを目的とした工法です。大がかりな基礎工事を必要としないので、設置箇所の地形・地質的な制約を受けず、複雑な地形に設置可能です。